改名理由の例文集(奇妙な名の場合)

キラキラネームやDQNネーム、場合によってはシワシワネームなど、奇妙・珍妙な名を授かってしまったことで、社会的に不利益を被る人がいます。このような人は、例えば、名前のせいでイジメにあう、馬鹿にされる、ことごどく縁談が破談する、仕事などで差別的な待遇を受けたなどをきっかけに、改名(名の変更)することができるかもしれません。

この時、改名(名の変更)で最も大切なのは、家庭裁判所への提出書類となる「名の変更許可申立書」において、その悲惨な状況を詳しく訴えることにあります。また、あわせてその状況を証明する書類が必要となりますので、事実に即して、訴えてみましょう。

以下、奇妙な名を付けられた場合の改名理由の例文となりますが、実際にはご自身が体験されたことを具体的に記述するようにしましょう。

例文1

私は自分の名前によって、学校でいじめられ続けています。当初は両親が名付けてくれた名前であったため、両親にも言い出せず、いじめられていることをずっと我慢していました。しかし、いじめはどんどんエスカレートしていき、自分の名前をもじった卑猥な言葉のあだ名をつけられ、精神的にとても耐えられなくなってしまいました。しまいには、名前のせいで同級生から暴力を振るわれるようにもなり、いじめの対象になってしまい、登校することができなくなってしまいました。いじめが怖くて、どうしても学校に行けず、心療内科やカウンセリングにかかりましたが、改善はほとんど見られません。進学先では、名前でいじめられるようなことがなく、学業に専念したいと思い、改名の許可をお願いしたく思います。

※この場合、出欠記録、いじめに関する担任教師の報告書、心療内科やカウンセリングでの診断書などの資料の提出が考えられます。

ケース別 改名理由の例文

1. 奇妙な名である。

2. 難しくて正確に読まれない。

3. 同姓同名者がいて不便である。

4. 異性とまぎらわしい。

5. 外国人とまぎらわしい。

6. 〇年〇月に神官・僧侶となった(または辞めた)

7. 通称として永年使用した。

8. その他