改名理由の例文集(奇妙な名の場合)

キラキラネームやDQNネーム、場合によってはシワシワネームなど、奇妙・珍妙な名を授かってしまったことで、社会的に不利益を被る人がいます。このような人は、例えば、名前のせいでイジメにあう、馬鹿にされる、ことごどく縁談が破談する、仕事などで差別的な待遇を受けたなどをきっかけに、改名(名の変更)することができるかもしれません。

この時、改名(名の変更)で最も大切なのは、家庭裁判所への提出書類となる「名の変更許可申立書」において、その悲惨な状況を詳しく訴えることにあります。また、あわせてその状況を証明する書類が必要となりますので、事実に即して、訴えてみましょう。

以下、奇妙な名を付けられた場合の改名理由の例文となりますが、実際にはご自身が体験されたことを具体的に記述するようにしましょう。

例文3

私の名前は、とても一般的とは言い難く、漢字を正しく読まれることもなければ、しばしば嘲笑の対象にもなっています。学生時代には、常にフルネームで呼ばれることに甚だ抵抗があった上に、名前のせいで馬鹿にされたことに精神的に大変辛い思いをし、それ以降内向的になってしまいました。また、社会人になってからは、相変わらず名前を理由に嫌がらせを頻繁に受け、その上名前を理由に昇進の契機となる仕事から外されることも何度も経験しました。そして、結婚を考えるようになった今、名前のせいで破談になるケースが何度も続いております(実際に結婚に至らなかった理由を尋ねたところ、夫/妻になるのが〇〇なんて名前では恥ずかしい、と言われています)。私は、私の名前のせいで、平等な競争、平等な処遇を何度も享受できませんでした。そのため、ここに名前の変更を許可頂きたく思う次第です。

ケース別 改名理由の例文

1. 奇妙な名である。

2. 難しくて正確に読まれない。

3. 同姓同名者がいて不便である。

4. 異性とまぎらわしい。

5. 外国人とまぎらわしい。

6. 〇年〇月に神官・僧侶となった(または辞めた)

7. 通称として永年使用した。

8. その他